2020年の米大統領選は、
2016年に大統領になった共和党のトランプ氏が次の4年も務めるのかどうかというものでした。
これを書いている11月9日には「バイデン候補当選確実」というヘッドラインが流れて、
ほぼ民主党のバイデン氏が確定となっています。
トランプ氏が「この結果は不当だ」とうったえるかもしれませんが、
まずまず相場も安定しました。
というか、日経平均が500円も上昇しているというリスクオンに変わってきています。
※あれ?ikkihighlowってこんな色だった?という人はこちらを
『【MT5で色を変える】ikkihighlowの背景を黒くする』(https://www.hilo-net.site/blog/mt5-collar-change)
理由はいろいろいわれていますが
「なんでもいいから不安定な状態は早く終わってくれ」
という市場の気持ちが強かったのではといわれます。
終わったから安心して買っているんじゃないでしょうか。
為替のほうはドルが売られています。
ドル/円(USDJPY)は大統領選前後から下がり、翌週にも103円台から低迷中です。
上の図はドル/円の日足です。
じわじわと下がっていますね。
※アメリカ大統領選挙2020(NHK)(https://www3.nhk.or.jp/news/special/presidential-election_2020/)
では、大統領選の翌週の月曜に窓ができたでしょうか。
金曜には米雇用統計もあったので、動きはありそうでした。
ドル/円ではできていなかったのですが、豪ドル/円(AUDJPY)に窓ができていました。
5分足でやっと見つけられるほどの小規模な窓です。
ちなみに上昇している理由は、米国の政策も変わりそうだし、
オーストラリアと中国との関係も改善すると思われているのかもしれませんね。
(最近、仲が悪かったのです)
窓ができたあと、1時間くらいかけてじっくりと窓を埋めています。
ではikki_highlowで市場の動きを追ってみましょう。
窓埋めのとちゅうでフラクタルが何個も出ています。
フラクタルというのは、最短でもローソク足を2本は空けて次が出ます。
連続しているようでも、間に必ず2本以上のローソク足があるということですね。
時間を追いながら動きを見てみましょう。
(1)窓を埋める間じゅう、フラクタルがほぼ最短で連続して出ているのがわかります。
(2)窓埋めが終わるとローソク足は強く上昇、フラクタルを作らずにボリンジャーバンドの上に出ました。
(1)では、窓埋めまでは売りと買いのトレーダーが少しずつポジションを整理している
と理解することができるのです。
特に売りの人は朝一でこれだけ上がっているので、
できるだけ軽くするために少しずつ買い戻しているのだろうと察します。
下のフラクタルのほうが圧倒的に多いのも売りの人ががんばっている証拠です。
(2)は、売りの人が一通り売ってしまったので、心置きなく買っている様子が伺えます。
フラクタルがどう出るかを見るだけで、ここまで市場心理が読めるのは面白いですね。
今回は、ikki_highlowに親しんでいただくための例を挙げたのですが、
それでもハイローオーストラリアのチャンスがあるのでちょっとだけお教えします。
これは基本のルールとは関係なく、今後腕を上げていただくためのヒントです。
上の図で、朝7時くらいのはやいうちに「前週の終値」となっている価格にラインを引いておき
月曜に窓が出来たら窓埋めを待ちます。
うまく窓埋めができて、ライン近くで跳ね返って上がってきたらHIGHの確率が上がります。
HIGHを買う瞬間はハイローオーストラリアのチャートを見ながらなので練習が必要です。
でもチャンスを見つけるのは楽しいですよね。
以上、ただEbookの説明を見てなんとなく使うだけでなく、
こんなふうに市場をみるのも面白いよという話題でした。
ハイローオーストラリアとMT5にはできるだけ毎日少しずつでもログインして、
慣れて親しんでいくとトレードも上手になっていきます。
いろいろと考えながら親しんでくださいね!
※フラクタルの設定はここを読んでくださいね。
『【MT5】ikki_highlowのフラクタルを好きな時間足に出す』(https://www.hilo-net.site/blog/fractal-hourlybar)