今回は、ハイローオーストラリアやXMのためのツール、3timesに使っている
TRIXが何を表示してくれているのか、オシレータとして使うにはどうしたらいいか、を説明します。
3timesテンプレートはもう手に入れていただけましたか?
(まだの方はこちらからダウンロード可能です)
難しいと思ったら
「FXトレードのコツ」のところだけ読んでくださいね。
〇TRIXが何をしてくれているのか?

計算は、EMAのEMAのEMA(移動平均の計算を3回くりかえす)を使って過去と比べています。
計算は覚えなくてもいいですが、要は
「EMAを何度も使ってダマシを減らそうとしている」のです。
TRIXは、敏感なEMAを何度も繰り返すことによってより正確なインディケータとして働いてくれているのです。
※MT5「TRIX計算式」(
https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/indicators/oscillators/tea/)
〇買われすぎ売られすぎのチャート例

この上の図は、ドル/円(USDJPY)の1分足です。
ちょうど20分前くらいにTRIXが下にあって、その後上昇しました。
ローソク足も上昇し10本くらい連続で陽線というなかなかの動きになっています。
RSIのように「70を超えたら」という基準がないのですが、
見た目で「下がっていたけど上がり始めた」という感覚でじゅうぶん使えるのです。
※RSIとは (
https://www.daiwa.jp/glossary/YST1186.html/)
〇TRIXの目盛りについて

RSIなら0~100の目盛りが右側についていて
「70を超えたら買われすぎ」などとルールがあります。
でも
TRIXは、0.00003などとても小さな数値です。
トレードのときにどう見ていくかが問題ですが、
銘柄べつにおおよそのところを頭にいれておくしかありません。
この感覚は、ハイローオーストラリアのときにも役に立つので
3timesを開いたらCHOとTRIXの右の数字をささっと見るようにしましょう。
※CHO(
https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/indicators/oscillators/chaikin/)
〇TRIXの目盛りの見かた

見かたですが
「ドル/円の1分足は-0.00004から0.00003の間か~。
でも4時間足だと-0.00021から0.00028の間なんだな」
くらいにチェックすればOKです。
ただし急に大きくなったりしたら、相場が荒れている可能性があります。
なにかあるかもしれませんのでニュースを確認してからトレードをするようにしましょう。
〇FXトレードのコツ

XMなどでFXトレードするときは、3timesの3つのインディケータを全部みて、トレンドを確認しておきます。
また、
TRIXをオシレータとして使い「買われすぎ売られすぎ」でトレードするときは、レンジ相場のときにします。
TRIX上に行って下がってきたらショートをします。
下から上がってきたらロングをします。
どちらの場合も、
チャートがレンジの反対側になったら利益確定をするので、
短期のスキャルピング~デイトレードになります。
(TRIXが反対に行かなくてもOKです)
※オシレータとは (
https://www.daiwa.jp/glossary/YST2351.html/)
〇まとめ

ハイローオーストラリアでの使い方だけでなく、もっと自由な使い方もできるということで、
今回は
FXでオシレータとして使う方法をお話ししました。
もしこれを読んで混乱してしまった方は、いったんFXのことは忘れて、
お送りしたレポートでハイローオーストラリアを練習してください。
ハイローオーストラリアで基本の使い方ができるようになってから、またここを読んでみてくださいね。