ハイローオーストラリアのためのツール「3timesテンプレート」のうち、
TEMAについて少し詳しく解説します。
3timesテンプレートはもう手に入れていただけましたか?
(まだの方はこちらからダウンロード可能です)
しくみとFXでの使い方が中心になりますが、これでTEMAの理解が深まるはずです。
どんなときでも臨機応変に使う力が身に付くので、読んでくださいね!
〇TEMAが何をしてくれているのか?
TEMAは、移動平均線なのですが少し複雑です。
簡単にいうと
移動平均線のうちEMAの計算を重ねて3回するとTEMAになります。
計算を重ねることによって、
たんなる移動平均線の
ダマシを減らすはたらきをしてくれているのです。
※MT5での計算式(
https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/indicators/trend_indicators/tema)
※過去記事:移動平均線3兄弟(
https://www.australiahighlow.com/article/86)
〇TEMAとTRIXの関係
TEMAは移動平均線の仲間ですから
トレンド系のインディケータになります。
TRIXとの関係ですが、
簡単に
「TEMAは、TRIXを土台にしたRSIのようなもの」というイメージでOKです。
これで関係性の深さがなんとなくわかっていただけたと思います。
名前が似ていて困りますが
TEMAは『手間(TEMA)のいらない移動平均線』とでも語呂で覚えてみてください。
※RSIとは(
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/r/E0004.html)
〇トレンドの見方
TEMAは移動平均線ですから、FXでは重要なトレンドを見ることができます。
見方はほかの移動平均線と同じで以下になります。
・ローソク足がTEMAより上にあれば上昇トレンド
・ローソク足がTEMAより下なら下降トレンド
・上下を行ったり来たりしていればレンジ相場
〇ローソク足にはりつくことについて
TEMAは3回も繰り返し計算するために、
ほかの移動平均線と比べてローソク足にくっつきがちになります。
でも、ハイローオーストラリアやFXでのスキャルピングでは
ちょっとした動きが勝敗を分けてしまうので、
ローソク足とのほんの少し近づいたり離れたりするのをしっかり見て使うようにしましょう。
〇FXトレードのコツ
XMなどでFXをするときも、
TEMAでエントリーのタイミングを決めることができます。
手順は以下になります。
(1)トレンドを確認
(2)トレンドと反対のローソク足が出たらトレンド方向を買う(押し目買い、戻り売り)
基礎の使い方ですが、
単純移動平均線(SMA)よりも正確なエントリーができます。
応用としてグランビルの法則を使うこともできます。
中長期でトレードするときはパラメータ設定をそれなりに合わせてください。
※グランビルの法則応用例(
https://www.australiahighlow.com/article/72)
〇まとめ【プライスアクション】について
最後にとても大切なことをお知らせします。
TEMAとローソク足の関係は、
実際のチャートの動きを見て体験で覚えるように練習していただければと思います。
これを最近では「プライスアクション」というそうです。
考え方は
「動きの勢いがよければ強い」というシンプルなものです。
ではまた。