こんにちは。
ikki_highlow(一気!ハイロー)は名前がダサいですが、使えます。
トレンド系のボリンジャーバンドをオシレータのように使うのですこし特殊です。
(一気ハイローは完全無料の攻略法です、
こちらからダウンロードできます)
それで
うっかり失敗しそうなところがあるので、
今回はそれと
「幅広の横ばい」のチェック方法を説明します。
〇ボリンジャーバンドが横ばいだけど

上の図はポンド/円(GBPJPY)の5分足で、ニューヨーク時間の終わりごろのものです。
基本の使い方では、このあと条件が揃えばLOWを買って勝てます。
PDFレポートでも確認してくださいね。
ではその後どうなるでしょうか?
緑色の〇に注目しましょう。
※海外の取引時間(
https://www.tokaitokyo.co.jp/kantan/products/stock/foreignstock/us_guidance.html)
〇基本の使い方で失敗するのはなぜ

緑の〇の次から見てみます。
〇のローソク足の次がLOWを待つ大事なローソク足ですが、
価格がそんなに下がらずに上昇しています。
ボリンジャーバンドも広がっていますね。
いちおう、四角で囲ったローソク足は陰線なので
ギリギリLOWを買うことができたかもしれません。
が、
さらっとLOWで勝てる状況じゃないのはわかります。
〇エキスパンションになりそうなら基本の方法は失敗しやすい

こんなふうにトレンドができてボリンジャーバンドの幅が広がっていくのは
「エキスパンション」と呼ばれていますね。
ボリンジャーバンドの性質からしてエキスパンションが起きるときは強いトレンドとみなされます。
なので
エキスパンションのときは「上がりすぎの反発狙いのLOW」ができなくなってしまいます。
上の図はPCの「-」キーを押してチャートを縮小したところです。
緑の〇の前のボリンジャーバンド(2のところ)が
狭くなってしばらく続いた後エキスパンションになっています。
ポイント1:横ばいが続くほど強いエキスパンションがくるかも。
ポイント2:エキスパンションに引っかかってしまうとikki_highlowの基本方法では負ける
〇幅広の横ばいをチェックしよう

エキスパンションの前の形で特に狭いものは「スクイーズ」と呼ばれています。
しかしikki_highlowでは「幅広の横ばい」のときだけハイローオーストラリアをします。
幅広の横ばいという言葉は説明のために私が作った言葉です。
この違いを決めるのはボリンジャーバンドの幅なのですが、
過去の3つくらいの横ばいの形を見比べるしかありません。
しかし見比べるだけだと、アナログすぎます。
そこでもうすこし数値の根拠のある方法として
ATRでみることもできます。
〇【上級編】ATRで幅のめやすを知る

ATRは「値動きが大きいかどうか」がわかるものです。
MT5でATRを出して、横ばいのボリンジャーバンドと同じところを見ます。
(ナビゲータ→オシレーター→Average True Range)
・ATRが下のほうならスクイーズ
・ATRが真ん中くらいなら幅広の横ばい→ikki_highlowができるとき
なのでATRが真ん中のときにハイローオーストラリアのチャンスを狙うことになります。
通貨ペアごとに真ん中あたりのATRの数値をメモしておくのもおすすめです。
※ATRとは(
https://www.phillip.co.jp/fx/fx_glossary/atr.php)
〇まとめ

ボリンジャーバンドが幅広の横ばいの間にハイローオーストラリアをしますが、
いつかそれが終わるときが来ます。
3枚目の図の(1)の横ばいも最後にはエキスパンションになりました。
それはいつでしょうか?
1~5分足で見ているなら、
数時間のあいだは同じような時間でエキスパンションに変わることが多いです。
(指標発表時など例外あり)
【まとめ】
・幅広の横ばいを見極めてチャンスを見落とさないようにしよう
・エキスパンションになりそうならikki_highlowは休もう
ではまた。
※ボリンジャーバンドとは(
https://info.monex.co.jp/technical-analysis/indicators/003.html)