ハイローオーストラリアやXMのためのツールについて、今回も補足をします。
3timesテンプレートはもう手に入れていただけましたか?
(まだの方はこちらからダウンロード可能です)
FX市場は24時間休みなく続いていますが、たまにお休みのときがあります。
それが年末年始と土日です。
今回は、そんな
お休みの前後に知っておくべきことをお話します。
これを知らないと思わぬ損失を被ってしまいます。
〇 続いて見えるが実は2日空いている
![3times k 0730 1](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/1fTs2Hm0ixM3SL2qxQZbZe/2471cfe1c04d3a13656250909667805d/3times_k_0730_1.png)
今回は、
XMのFXと3timesとの関係で説明しますが、どのツールのときも同じです。
また、上の図では土日のパターンを示していますが
「世界の為替市場のお休み」ということで年末年始も同じだと思ってくださいね。
上の図ではわかりにくいのですが、
「窓埋め」に代表されるように「お休み」をはさむとチャートが連続しなくなります。
・このとき、過去の連続した価格をもとに描いているインディケータすべての形が乱れます
これが、知っておくべき「お休み」の特徴です。
※金融市場休日カレンダー (
https://fx.minkabu.jp/references/holidays)
〇 お休みをはさんだダイバージェンスは信用できなくなる
![3times k 0730 2](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/48ubVjm4tLj2Tjd1uh2Dlp/567d81482ae36bd99caecdcbe790f7e0/3times_k_0730_2.png)
上の図の縦線の左側が金曜日です。
ニューヨーク時間の終わりで、日本時間だと午前6時です。(夏時間)
右側は月曜日の朝で、日本時間の午前6時です。
当たり前ですが、土日の2日間は描かれません。
ここで、チャートとCHOに
トレンドラインを引きました。
ふつうなら
ダイバージェンスといって、トレンドが終わるシグナルとされていますが、
実際にはそのあとの月曜日にそのとおりになっていません。
※過去記事「CHO」(
https://www.australiahighlow.com/article/189)
〇 信用できなくなる理由といつから信用できるのか?
![3times k 0730 3](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/5lnUcz1YJ0tT6E3BR92wtE/128d26d993d1f7a1e492e59a92eb25aa/3times_k_0730_3.png)
土日の2日間に、政府が中央銀行のトップを更迭するとか、
そういうことが起こることがあります。
そこで月曜の朝から急落したりするわけです。
実際にはCHOの計算に入っているはずの数値が順に反映されないわけです。
つまり、
月曜の朝には、テクニカル分析をあまり信用しない方がいいという結論になります。
(ちなみに中東では、土日に為替の取引をするところがあるそうで、
トルコリラはよけい私たちには予想外の価格になりそうですね)
いつ信用できるかは、ローソク足の本数をみて決めます。
そのインディケータのパラメータに近い本数になってきたら
だんだん計算も合って信用できるようになります。
たとえば、3timesでは「長期」パラメータの「10」に近い本数になると使いやすくなります。
上の図を見てください。
ダイバージェンスも使えています。
他のインディケータも期間のパラメータと同じ本数です。
また、長期のほうを見ます。
ローソク足がどの時間足になっても同じです。
〇 トレンド系もなってしまいます
![3times k 0730 4](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/3QMDBZminLRWln8381U0cG/367dda63106663ab1a0ae72e7829f22d/3times_k_0730_4.png)
これまで見たのはCHOで、オシレータ系でした。
こういった「お休み現象」は当然ながら
トレンド系でもなります。
特に窓をつくってしまったときなど、移動平均線やボリンジャーバンドはおかしな形になり、
普通にグランビルの法則などを使ってもうまくいきません。
〇 【お休み現象】への対策
![3times k 0730 5](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/17JXrIbO5ncwDdDz42nvXC/3fb9902fec453b77e0aee23f7bce2ee5/3times_k_0730_5.png)
この「お休み現象」ですが、対策として以下があります。
・「お休み」にあたる土日や年末年始にはポジションを持たない(欧米はクリスマスやイースターも注意)
・「お休み」を通過する(休日またぎ)ポジションは小さくする、ストップロスをきつくする
・「お休み」直後の月曜朝などにトレードしたいときは、しっかりと上位の足分析をする
・ローソク足はひとつずつ独立しているので、ローソク足分析を中心にトレードする
特にどうしてもトレードしたいときは、ローソク足分析に集中して慎重にしましょう。
期間が過ぎれば、3timesも使えるようになります。
※ローソク足分析 (
https://www.fxbroadnet.com/tech/technicalchart/tech06.jsp)
〇 まとめ
![3times k 0730 6](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/6uqjwTpIa1mTRe2Q7ylB8J/fb88bb7fe910c4b5fa8d3375bffd5f03/3times_k_0730_6.png)
いかがでしたか?
ハイローオーストラリアでは関係なさそうですが、
やはり
休日の前後は慎重なトレードが必要です。
今回の知識は、主に損失から逃れるために大切です。
覚えておいてくださいね!
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