ハイローオーストラリアのためのツール、
3timesはチャンスをとらえたら強いのですが、
最高のチャンスがなかなか来ないこともあります。
今回は、
ローソク足の動きを詳細にじっくり見て失敗を減らしチャンスを見つける実践トレーニングの例です。
3timesテンプレートはもう手に入れていただけましたか?
(まだの方はこちらからダウンロード可能です)
FX初心者の方もぜひ読んでください。
〇3timesでの分析が成功している例

上のチャートは
1分足に3timesを表示したところです。
これは
30秒~3分のハイローオーストラリアでLOWを買うことのできる場面です。
でもこういうチャンスは、私たちの都合に合わせて現れてくれないんですよね((+_+))
チャートはただ見ているだけでは、何もわからないまま終わってしまいます。
では、
ローソク足を見ながらどこでどう考えるかの、ひとつの例を書きます。
実戦でとても役にたちますので、図を見ながらゆっくり読んでくださいね。
※ローソク足とは(
https://info.monex.co.jp/technical-analysis/indicators/011.html)
〇実際の動きをゆっくり見ましょう

ここでは1分足で説明します。
(もちろん、ほかの足もたくさん見ましょう)
上のチャートはある日のユーロ/ドル(EURUSD)の1分足です。
(1)移動平均線である
TEMAはほぼ横向きでLOWもHIGHも買える状況です。
(2)
TRIXは0より下にあります。0.00000と表示されていることでわかるのです。
(3)
CHOは0より上ですが、下がりそうなので0を下抜けたらハイローオーストラリアでLOWを買えます。
しかし、
TRIXは右肩上がりになっていて、プラスになりそうですから数分で確変(チャンスが多い時間)は終わってしまうでしょう。
※確変(コトバンク)(
https://kotobank.jp/word/%E7%A2%BA%E5%A4%89-228039)
〇いま陽線でも最後までそうとは限らない

最初のをAと名付け、次のローソク足が出ました。
Bと書いておきます。
さっきまでなかなかの陽線だと思っていたAは
終わってみると上にヒゲを付けて、上昇が弱まっています。
ただし、
次のBはAの終値からスタートしてぐんぐん上昇しています。
トレーダーは(もしかして上昇の力が強いかも)とここで意識しておくといいでしょう。
TRIXがまだ0より下にあるので、
上昇が弱まってCHOもローソク足も下がるのを待ってみましょう。
※ローソク足とは(
https://www.daiwa.jp/glossary/YST1866.html)
〇ローソク足を1本待ちます

Bは反転し
陰線で終わりました。
ここで
CHOが0ラインを下抜けそうです。
次のローソク足(C)が下がり始めたらLOWを買うことができますが…。
後で見れば、Bの途中でLOWを買えばいいように見えますが、実際は難しいのです。
〇LOWをあきらめるポイント

Cは陽線で終わってしまい、次のDも陽線を作り始めています。
ここでBのときに(上昇の力が強いかも)と意識したのを思い出し、LOWをやめる決定をします。
CHOはきれいに下抜けず、0ラインに沿って描かれていますしTRIXも上がって0ラインに触りました。
あきらめるポイントはここになります。
頭を切り替えて戦略を練り直すところです。
※CHO(
https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/indicators/oscillators/chaikin)
〇まとめ

今回の例は、LOWを買うチャンスはやってきませんでしたが、
ローソク足をどう見るかの参考になったでしょうか。
これからも詳細で使える話題をお届けしますので、お楽しみに。