こんにちは、今回はXMのMT5のためのツール、
「aim_trend」を構成するオシレータ、ブルパワーの疑問を解決します。
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【XM エイムトレンド】
https://hilo-net.site/ebook-xm.html
ブルパワーは価格の上昇に注目したオシレータなので
ショートではどうしてもタイミングが遅くなります。
特にポジションクローズのときに遅れるともったいないですね。
困っていた方も多いかもしれませんので、
解決法の一例としてベアパワーを使ってみましょう。
〇ブルパワーの特徴と悩み
![3times k 191206 1](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/1jotKEjfgaYZsgPVgvGjtI/4a3e61067d54c064f13341ebfd0e2b4f/3times_k_191206_1.png)
お送りしたレポートでは「Bulls」と書いていたのがブルパワーのことです。
ここでは誰でも読みやすいようにブルパワーと書きますね。
これは単純に
「高値ーEMA」の値を描いたものです。
EMAというのは移動平均線のうち、ちょっと敏感なものです。
移動平均線と高値との差ですので、どちらかというと上昇トレンドと相性がよく、
下降トレンドのときに使いにくいのが悩みです。
そこで下降トレンドと相性のいいインディケータを増やすことにします。
それが
ベアパワーです。
※EMAとは(
https://www.moneypartners.co.jp/support/tech/ema.html)
ブルパワー(MT5公式)(
https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/indicators/oscillators/bulls)
〇ベアパワーと下降トレンドの相性
![3times k 191206 2](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/6UNee7dQW4fi9mmzJOHtAo/c0a59447abec9d04ef226276ad156e2c/3times_k_191206_2.png)
ベアパワー(Bears Power、Bears)はブルパワーと反対で、以下の計算式からなっています。
安値ーEMA
ですからチャートが下がればベアパワーは長くなり、
下降トレンドの強さがよくわかるのです。
ベアパワーは下降トレンドに対してショートをするときに使うと相性がいいのはこういう理由です。
※ベアパワー(MT5公式)(
https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/indicators
/oscillators/bears)
〇MT5でのベアパワーの出し方【1.個別に出す】
![3times k 191206 3](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/7qdyPnh6Y4kW89VJroPK0F/1f8d481d7c502ad07303cf6c3a6a6367/3times_k_191206_3.png)
MT4にaim_trendを表示させた状態で
「ナビゲータ」「オシレーター」「Bears Power」の順にみつけます。
ドラッグ アンド ドロップしますが、手を放す位置で表示される場所が違います。
上の図のように、ローソク足チャートの範囲で手を離すと
新しいウィンドウが出てベアパワーが出ます。
4つの画面が並ぶということです。
〇MT5でのベアパワーの出し方【2.重ねて出す】
![3times k 191206 4](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/5TtUaF9uFtTj3T2Drvagjh/382fd034d40e29b45dbe152212e9ec07/3times_k_191206_4.png)
ブルパワーと重ねて表示させることもできます。
ドラッグ アンド ドロップのときにブルパワーの上で手を離します。
そうすると、上の図のように重なります。
〇必ずパラメータ設定をしてください
![3times k 191206 5](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/7681Tf1LJFm1XtGHPUhjai/d086f4e13316f840a40c27827c56477d/3times_k_191206_5.png)
aim_trendのブルパワーは期間が24になっているので同じにします。
ベアパワーの上で右クリックをするとメニューが出ます。
「プロパティ」「パラメータ」「期間」の順に選んでください。
「期間」のところを「24」に書き換えて「OK」をクリックすれば終わりです。
ちなみにその下の「スタイル」で色やラインの太さを選べます。
今回は最初から太さも色もブルパワーと違うので変えません。
※ローソク足と期間 (
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ro/J0048.html)
〇ベアパワーでショートをする方法
![3times k 191206 6](//images.ctfassets.net/a15vx6pxszni/3DIplJnAQ2jo8krDQPhZLF/1bd8ffd023ca168c6efec9ebb9bf8851/3times_k_191206_6.png)
aim_trendの基本の使い方では
FRAMA(移動平均線)とブルパワーでトレンド確認をします。
でもベアパワーを使うときは、
ローソク足がFRAMAより下で、ベアパワーが0ラインよりも下のときにショートを狙います。
できるだけ戻り売りを狙ってエントリー、
そして
クローズはブルパワーが0ラインよりも上に出たらにします。
こうすると基本の使い方よりも少し利益が増えるのです。
※ダマシ回避のために0ラインより下になって3本続いたらショート、という方法もあります。
これはダマシは減りますが利益も少なくなります。
しかし、aim_trendを受け取ったばかりの方には複雑かもしれません。
その場合はロングを何度か練習してからベアパワーを組み合わせてみてくださいね。